培養の基礎知識
🌱 増殖のメカニズム
タマミジンコは通常、雌のみの「単為生殖」によりクローンを産んで爆発的に増殖します。しかし、過密や水質悪化などで環境が悪くなると雄が発生し、耐久卵(休眠卵)を作って増殖がストップしてしまいます。
📦 容器の選び方
容器はあまり深くない「トロ舟」のような、空気に触れる水面が広い形状の方が、酸欠リスクが下がるため培養に適しています。
🌡️ 水温の管理
培養の適温は25℃前後です。20℃以下や30℃以上では増殖が鈍ります。
💡 照明について
光の有無に関わらず増殖は可能ですが、タマミジンコは概日時計(体内時計)で季節を感知しています。照明をつける場合は、夏場の長い日照時間を再現することをおすすめします。また、青色LED(波長450nm付近)の光が雄の発生を抑制し、増殖率を向上させるというデータもあります。
💧 限界密度の重要性
ミジンコ培養では、容器内の密度が高くなるにつれ水質悪化により全滅リスクが急増します。このアプリは、その限界に達する72時間(3日)でのリセットを推奨しています。
🫧 エアレーション
緩やかに水が回る程度の気泡が理想です。強すぎる水流はミジンコの体力を奪うため、「hono丸SP」などの気泡が細かいエアストーンを使用すると、ミジンコへの負担を減らしつつ効率よく溶存酸素(DO)を確保できるのでおすすめです。